Chart for WPF/Silverlight は、次のユニークな機能を提供します。
40 以上のチャートタイプ
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、エリアグラフ、散布図などの標準的な 2D チャートタイプや、ガントチャート、ポーラチャート、HiLo チャート、ローソク足チャートなどの高度なチャートタイプを選択することができます。さらに、ドーナツグラフ、リボングラフ、棒グラフなどの 3D チャートも数多く含まれます。サポートされるチャートタイプの詳細なリストを参照してください。
2つのプロパティのみ使用する高度な設計
Chart では、12 個の組み込みテーマと 22 個の組み込みパレットが提供されます。どちらも、Visual Studio 内で1つのプロパティを使用するだけで設定できます。テーマはチャート領域全体に適用され、パレットはチャート要素(棒、点、円グラフのセグメントなど)にのみ適用されます。テーマをさまざまなパレットと組み合わせることで、多種多様な組み合わせの外観を簡単に作成できます。
データラベルとツールチップ
チャート要素の相対的なデータ値をラベルまたはツールチップとして表示できます。ラベルまたはツールチップとして使用するデータテンプレートを定義して、詳細にカスタマイズできます。
対話式操作
チャートのズーム、スケール、スクロールを可能にすることで、エンドユーザーの使用感が向上しました。マウスドラッグやキー入力など、ユーザーがアクションを実行する方法を指定して、アクションをカスタマイズできます。
複数の軸
Chart では複数の依存軸がサポートされており、Axis オブジェクトを定義してチャートの View.Axes コレクションに追加するだけで、チャートに追加できます。
対数軸スケール
Chart では、任意の底を持つ対数軸スケールがサポートされています。
データポイントの選択
データソースが ICollectionView の場合、C1Chart コントロールはデータレベルの項目選択をサポートします。ユーザーがプロット要素を選択する方法、選択された要素の外観、添付ラベルの外観を指定できます。
アニメーション
プロット要素のアニメーション API は、プロット要素のさまざまなアニメーション効果を簡単に作成できるようにします。チャートに躍動感を与えるローディングアニメーションを簡単に追加できるようになりました。また、実行時に各プロット要素を取得しながら、カスタムアニメーションを実行できます。
要素レイヤ
Layers コレクションを使用して、データプロットに重ねて UI 要素を配置することができます。この機能を使用すると、プロットサーフェス上にラベル、吹き出し、マーカーを簡単に表示できます。
複合チャート
複数の異なるチャートタイプを組み合わせて1つのチャートを作成できます。データ系列ごとに異なる視覚化方法を指定して、自在な組み合わせを作成できます。また、軸、凡例、タイトルなど標準的なチャートパーツを共有したまま、複数のプロット領域を水平方向および垂直方向に積み上げることで、データを読み取りやすく、分析しやすく表示することができます。
カスタマイズ可能な軸
C1Chart には、時間表示、対数スケール、軸のスクロール、カスタム軸ラベル、複数軸のサポートなどのさまざまな軸オプションがあります。チャートの Axes コレクションに軸を追加するだけで、チャートの上下左右に複数の依存軸を表示できます。
傾向線
チャート化したデータを傾向線を使用して分析できます。Chart では、多項式、指数、対数、累乗、フーリエ、平均、移動平均、最小、最大などの自動傾向線がサポートされています。
照明および影の効果
照明効果を適用した境界線を作成したり、プロット要素の背後にソフトな影やハードな影を追加できます。
積層グラフ
複雑なデータを簡単な手法で表すことができる積層グラフが提供されています。折れ線グラフ、面グラフ、横棒グラフ、レーダーチャート、プロットチャートを積層型にして、より小さいスペースで複雑なデータを表示できます。
動的グラフィック
Chart では、Silverlight プラットフォームで利用できる投射投影やアニメーションなどの動的なグラフィックを活用できます。
集計ビュー
1つのプロパティを設定するだけで、チャートデータに集計結果を表示できます。集計オプションには、合計、カウント、平均、最小、最大、分散、および標準偏差があります。
柔軟なデータ連結
いくつかのプロパティを設定することで、コントロールをデータテーブル、ビジネスオブジェクトのコレクション、または XML ファイルに連結できます。チャートレベルでデータソースを設定したり、チャート内のデータ系列ごとにデータソースを設定することができます。データ系列、軸、およびプロットエリアを含むチャート構造全体を XAML で宣言的に連結することで、MVVM などの一般的なデザインパターンを利用できます。
パフォーマンスの最適化
C1Chart には、トレンドを示すような大きなデータセットのパフォーマンスを向上させる最適化技術が組み込まれています。C1Chart は、同じデータポイントまたは近接するデータポイント(指定されたピクセル単位の距離に基づく)をレンダリングしないようにして、プロット領域があまり混雑しないように最適化します。折れ線グラフ、面グラフ、および散布図のパフォーマンスを最適化するには、OptimizationRadius を設定します。
イメージへのエクスポート
C1Chart は、Bmp、Png、Gif、Jpeg、Tiff、Wmp などのさまざまな画像形式に直接エクスポートすることができます。それには、SaveImage メソッドを呼び出すだけです。
組み込みのテーマとカラーパレット
C1Chart は、2つのプロパティだけで見栄えよく設計することができます。12 種類の組み込みテーマと 22 種類のカラーパレットが用意されています。テーマはチャート領域全体に適用され、パレットはチャート要素(棒、点、円グラフのセグメントなど)にのみ適用されます。テーマをさまざまなパレットと組み合わせることで、多種多様な組み合わせの外観を簡単に作成できます。コードやマークアップで細かくカスタマイズすることもできます。
照明および影の効果
照明効果を適用した境界線を作成したり、プロット要素の背後にソフトな影やハードな影を追加できます。アンビエント照明、指向性照明、点照明、およびスポット照明を適用して光源の効果を変えることで、3D チャート要素の外観を引き立てることができます。
チャート凡例
1つのプロパティを介してチャートに接続するC1ChartLegend コントロールを使用して、独立したチャート凡例を作成できます。このような設計により、凡例の配置やスタイル設定の際に最大限の柔軟性を得ることができます。
Silverlight Toolkit テーマのサポート (Silverlight のみ)
12 個の組み込みテーマに加えて、Chart には、Microsoft Silverlight Toolkit の中で最もよく使用されるテーマである ExpessionDark、ExpressionLight、WhistlerBlue、RainierOrange、ShinyBlue、BureauBlack なども付属しています。
XBAP サポート (WPF のみ)
C1Chart は、Windows Presentation Foundation の XBAP 配布機能と完全な互換性があります。XBAP 配布を使用すると、Windows をインストールすることなく、完全な機能を備えたアプリケーションを(サポートされている)クライアントブラウザに公開できます。